英 名: Hibiscus
和 名: ローゼル
学 名:
Hibiscus sabdariffa
科 名: アオイ科フヨウ属 多年生
使用部位: がく部
産 地: エジプト
香りと味: やや刺激のある酸味
主要成分: イヌリン、ビタミン・ミネラル類
※ 注意・禁忌 ※
・ 適切なご利用で、安全に摂取できるハーブです。
南国の花というイメージとして定着しているハイビスカスですが、ハーブティーとして使われるのは、ローゼル種というアフリカ原産の食料用で、熱帯の植物のため寒さに弱く、日当たりがよく保水性の高い肥沃な土地を好みます。いわゆる真っ赤に品種改良された観賞用は使用しません。ローゼル種はアオイ科多年生亜灌木で、夏〜秋にかけて白や黄、紅色などの花を咲かせます。ハイビスカスは1日花のため、咲いたその日のうちに花はしぼんでしまいます。そしてその後に肥大化した赤い萼(ガク)を採取し、ハーブティーに利用します。色の濃い中国産や酸味の強いスーダン産などハイビスカスには数々の産地がある中、京都かほ里では最も品質の優れたエジプト産のみを取り扱っております。
ルビーのような赤色のハイビスカスティーはエジプトで「カルカデ」と呼ばれ、大変よく飲まれています。クレオパトラも美容のために飲んでいたという記録もあります。ハイビスカスティーに豊富に含まれるクエン酸の酸味は梅干にも含まれている優れた疲労回復物質で、美肌や疲労回復に効果があり、またカリウムも多く含まれるため利尿作用があり、ダイエット目的にも最適です。
赤色色素に多く含まれているビタミンCは疲労回復やお肌の改善にも最適、真夏の暑い日に飲むと酸味が食欲を回復してくれますので、夏バテ防止にオススメします。酸味が苦手な場合はローズヒップとブレンドすると飲みやすくなり、また炭酸で割っても美味しいと思います。
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美味しいハーブティーの淹れ方は、こちらのページをご覧ください。
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<その他>
※ 1日に2杯(ティーカップ1杯分、約180ml)を目安にお飲みください。
※ 原料の供給状況や季節により、ハーブの産地が変わることがありますのでご了承ください。
※ メディカルハーブには様々な作用がありますが医薬品ではありません。あくまでも健康維持や予防、不調を整える目的でご利用くださいますよう、お願い致します。
※ 妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方でメディカルハーブを飲用される場合、事前にかかりつけの医師もしくは京都かほ里までメールでお問合せ下さい。京都かほ里スタッフの薬剤師・メディカルハーバリスト・メディカルアロマセラピスト・漢方薬生薬認定薬剤師が、出来るだけわかりやすく丁寧に対応させて頂きます。